TREE
2024.11.01(金)
ウバユリ - 姥百合 -
ユリ科 ウバユリ属Cardiocrinum cordatum
山地の森のなかに自生する、背丈1 mほどの「ウバユリ」。
6月ごろに蕾が膨らみ、7~8月になるとほのかに香る白色の花を咲かせます。
イラストは秋にかけて茶色く乾燥し、頭の先が3つに裂けた果実の部分。
裂ける前の果実には 500 前後の種が詰まっており、中から飛び出た種は風に乗って繁殖範囲を広げます。
“ユリ根”同様、ウバユリの根(鱗茎)はほっくりと茹でて、食用としても楽しめます。