TREE
2024.06.01(月)
カラマツ
マツ科 カラマツ属 Larix kaempferi
針のように細長く硬い葉をつける針葉樹のなかで、唯一落葉する「カラマツ」。
寒い地域の先駆性樹木(開放的で明るい場所にいち早く生えて育つ木のこと)で、八ヶ岳の麓にあたる標高が高いエリアに多く群生しています。
葉は短い枝に数十本束になってつくのが特徴で、春になると、等間隔に並んだ黄緑色の新芽が愛らしくぽつぽつと芽吹きます。
まだ若くて青いまつぼっくりから漂う、柑橘のように甘く爽やかな香りをお楽しみください。